海上警察本部起工式の開催

令和7年6月26日
 2025年6月26日、ビクトリア市郊外パースビランス地区の建設予定地において、対セーシェル無償資金協力「海上保安能力強化計画」により建設される海上警察本部の起工式が行われ、エロル・フォンセカ内務大臣、テッド・バーブ警察本部長官、小野臨時代理大使、インフラ庁、外務省、コンサルタント及び施工業者の代表などが出席しました。
 バーブ警察本部長官は、新たに建設される本部庁舎により、麻薬や海上法に違反する行為の取締りを効果的に行うことが可能になると述べ、日本政府による資金の提供、両国のコンサルタント、インフラ庁、外務省の構想実現へのサポートに謝意を表明しました。
 小野臨時代理大使は、急遽出席が叶わなかった作田誠大使のメッセージを代読し、関係者の努力に感謝すると共に、工事の安全な遂行を祈念しました。小野臨時代理大使は、また、8月に開催予定のTICAD9首脳会議を紹介し、会議におけるセーシェルの貢献への期待を表明しました。
 大臣以下5者が礎石に見立てたセーシェル国旗5色の石を設置して起工を祝いました。