天皇誕生日祝賀レセプションの開催

令和6年2月26日
 令和6年2月24日、岡庭健特命全権大使の主催により天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。レセプションには、ラムカラワン大統領、ラデゴン外務・観光大臣をはじめとする閣僚や要人、政府関係者、外交団、民間企業関係者、在留邦人など多数の方が出席しました。
  岡庭大使は、冒頭挨拶において、昨年12月のマヘ島プロビデンス地区での爆発事案と大雨による洪水や地すべりで被害に遭われた方々へのお見舞いと、今年1月に発生した能登半島地震の被災者に対するラムカラワン大統領からのお見舞いメッセージに対する謝意を述べた上で、日本とセーシェルの両国が今後それぞれの困難を乗り越えていくことを心から祈念すると述べました。岡庭大使は、日本とセーシェルの二国間関係について、両国が共有する法の支配や民主主義などの価値や相互尊重に根ざしており、我が国がインド太平洋地域での海洋安全保障及び連結性の促進を目的とした「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を推進していく上で、セーシェルは重要なパートナーであると述べました。さらに、来年横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)を前に今年開催されるTICAD閣僚会合を通じ、両国の協力関係が一層強化されることを期待すると述べました。
 レセプションでは、参加者に日本産米と日本酒を楽しんでいただきました。また、日本政府観光局(JNTO)及び京都府宮津市の協力を得て、日本の魅力の発信を行いました。