日本財団「READ JAPAN PROJECT」によるギー・モレル・インスティテュートへの図書寄贈

令和4年12月9日
2022年12月6日、加藤大使は、Guy Morel Institute(ギー・モレル・インスティテュート)を訪問し、日本財団の図書寄贈事業「READ JAPAN PROJECT」の引渡式に出席しました。
 
 日本財団はREAD JAPAN PROJECTとして「書籍を通じた日本理解の促進」を目的に、2008年より英語で書かれた日本に関する書籍の寄贈を行っています。これまでに140か国・地域、1,200の図書館に7万4千冊以上の書籍を寄贈しており、今回はセーシェルで初めての寄贈となります。英語で書かれた日本に関する図書125冊が寄贈されました。
 
 本式典開催に際し、笹川日本財団会長から「日本とセーシェルは、多くの価値観を共有し、50年近く友好関係を深めてきました。セーシェルでは日本について学び、理解を深める機会が限られるなか、ギー・モレル・インスティテュートが日本に関心を示し、良質な情報に触れる機会を得たことを嬉しく思います。意欲あふれるセーシェルの若者たちが、日本への関心と理解を深めるだけでなく、両国の架け橋となるために、これらの本を最大限に活用していただければ幸いです。」とのメッセージが送られました。
 
また、加藤大使は日本とセーシェルとの交流の歴史について触れつつ、ギー・モレル・インスティテュートの創設者であるモレル氏が、かつてセーシェル日本友好協会の会長を務め、日本とセーシェルの関係促進に多大な貢献をしたことを紹介し、今回の図書引渡式が両国の友好関係発展の機会となることを期待する旨を述べました。